車検当日にはどんなことをするのか

車検を定期的に実行しなければならないことは国が定めたものですが、概要としては点検と整備をしっかりと行っておくことで車が事故を起こさなければいいということになります。ですが、これはただ車を預ければそれで十分なこととなるのでしょうか。必要書類だけ用意して手続きを完了し、あとは整備などが終わるのを待っていれば終わるのかという疑問が生じます。具体的に当日にはどんなことをするものなのか。それを事前に知っておくことで、その日には何を用意すればいいかとか、どんな風に過ごせばいいかのイメージがまとまりやすくなるはずです。当日にはまず車検チェックインというものを行います。受付のところで持ち主が車を引き渡したことを確認し、必要書類の一式を提出します。「車検証」「自賠責保険」「納税証明証」「印鑑」「任意保険証券」が必要になり、場合によってはホイールを外すためにロックナットも持参します。そうして点検が行われるので、それが終わると整備士に呼ばれ、故障箇所やメンテナンスしていく箇所についての説明が行われ、どのような形でその先の修理を行って行くかの希望を聞かれることとなります。

その先でメカニックの担当者が法定点検として分解しての点検を行い、続けて整備が行われ、最後に検査員によって車が試運転されて完成検査が行われます。これらの作業の後で持ち主にメンテナンスに対してのアドバイスが行われるなどをし、チェックアウトという形で車に乗って帰るというのが一連の流れです。

カテゴリ一覧